どうも、タヌスケ(@osu_zakki)です。
長かった2023-24シーズンもいよいよ最終26節を迎えました。
最終戦のエクセレンスはホームでヴィアティン三重を迎えます。既にプレイオフ進出、レギュラーシーズンの順位はほぼ確定した状態ですが、弾みをつけるためにも気持ちの良い勝利!!
まー三重は16位。余裕でしょ?
ヴィアティン三重
三重県をホームとしているチーム。チームカラーはオレンジ。
ヴィアティン三重は株式会社ヴィアティン三重ファミリークラブが母体のバスケットボールチーム。同じヴィアティン三重というチーム名で
- サッカー
- バレーボール
- ハンドボール
- フットサル
- ビーチバレー
に参戦している。その中のバスケットボールチーム。
歴史は浅く、2020年設立。B3リーグには2022-23シーズンより参戦。19勝33敗の10位という成績だった。
試合結果
横浜エクセレンス
ヴィアティン三重
@横浜武道館 入場者数:2416人
70 | Fin | 76 |
20 | 1Q | 22 |
19 | 2Q | 17 |
13 | 3Q | 17 |
18 | 4Q | 20 |
はぁ?なに負けてンのぉぉ?
Play by Play
序盤は順位通りの実力差を感じるような余裕で点差を話していったが、2Qよりリズムが狂い始める。
三重のシンプルな攻撃に対して、エクセレンスは後手後手の守備。抜きつ抜かれつのシーソーゲームの様に見えるが、基本的に三重の方が優位に進めていた。
最後は取り返せないほどの点差を離された上にファウルトラブルも重なり、ゲームオーバー。
隠したと侮っていたのも事実だが、プレイは全くそれを感じさせない三重の動きは良かった。一方でエクセレンスの動きは鈍重かつワンパターン。
主力を欠いていたとはいえ、これからさらに厳しい戦いに臨むチームとは思えないほど、期待感の無いプレイだった。
チームスタッツ
横浜 | チーム | 三重 |
---|---|---|
28/78 | フィールド成功数 | 27/62 |
35.9% | フィールドゴール% | 43.5% |
21/46 | 2Pゴール成功数 | 22/44 |
45.7% | 2Pゴール% | 50.0% |
7/32 | 3Pゴール成功数 | 5/18 |
21.9% | 3Pゴール% | 27.8% |
7/14 | フリースロー成功数 | 17/28 |
50.0% | フリースロー% | 60.7% |
38 | リバウンド数 | 52 |
10 | スティール数 | 6 |
3 | ブロック数 | 6 |
12 | ターンオーバー数 | 23 |
25 | ファウル数 | 16 |
主なる敗因はファウル、リバウンド。そして全体的なシュート成功率の低さ。
とにかくファウルしすぎ!!
フリースローの数だけでも倍違う。その上成功率も低い。
リバウンドについては、チャバルスがこの試合は不在だった事が大きい。彼がいないと全然取れない事が露呈してしまった。トゥンデ、アンソニーも頑張ってぃるが、いかんせん三重のツインタワーが強い。
3Pも壊滅的な成功率。三重も良くは無いが、倍近くシュートを打っておいて成功本数が2本しか違わないのは明らかにデメリットでしかない。その上リバウンドで負けている事を考えると戦術として失敗。
ゲームリーダー
横浜エクセレンス
FG:7/17(41.2%) 2p:7/12(58.3%) 3P:0/5(0.0%) FT:3/4(75.0%)
FG:6/11(54.5%) 2p:4/5(80.0%) 3P:2/6(33.3%) FT:1/2(50.0%)
FG:4/8(50.0%) 2P:4/8(58.3%) 3P:0/0(0.0%) FT:
アンソニー・ローレンスⅡ(愛称:アンプ)がホームデビュー戦となった。B1シーホース三河でプレイしており、立川戦から参戦。
ゴリゴリにオフェンシブなプレイスタイルで、中も外も行ける万能選手。チャバルスと同時器用でも得点能力はアンプが上か?
ただ、まだチームに馴染めていないのか強引な切り込みや不用意な3Pとややセルフィッシュなプレイが目立つ。またリバウンドやディフェンス面がやや弱い印象。単独でビックマンとしての起用は不安。
最近気弱なエクセレンスの起爆剤になるかも?
トゥンデはソウ、チャバルス不在の穴を埋めるため献身的なプレイだった。要所のダンクなど派手なプレイを入れてくれるのが彼の魅力。ただ、三重のツインタワー相手では分が悪かった。
注目は前節鹿児島戦から翌日の三重戦と3試合連続で2ケタ得点をたたき出し、いよいよ真価を出し始めたのが我らがタイラー!!
タイラー大活躍!!
彼に足りないのはシュートの決定力だけだと思っていたが、この3試合は入る。入ってしまえば、抜群のドリブルとクイックネス、そしてディフェンス力は素晴らしいパフォーマンスだった。
いや、この位のスペックがある事はわかっていたんだよ。もっとプレイ時間を与えるべきだったと前々から感じていた。この辺が監督に不信感を感じる一端でもある。
最近、井出も非常にプレイ内容が良く、この二人がエクセレンスガード陣の中心になってほしいと思っている。
逆に不安な選手としては、田口、俊野、増子、今川。
田口は久しぶりの試合だったが、動きに切れが無く落ち着きがない。ボールは運びすら不安を感じた。
俊野は動きが重い。サイズを活かした切込みが持ち味だが、無理矢理感があり、外からのシュートも入らず、期待感が無い。
増子はシーズン当初は3p成功率やここぞという場面でのビックプレイで大きく貢献した。しかしここ最近は精彩を欠く。ペイントエリアへの切り込みも最終的にシュートに行かない選択が多く、効果が薄い。頼みの3Pは流石な場面もあるが、ドリブル、パスともにミスが多い。シューターに専念すべきだが、成功率も下がってきているので、スターターとしての起用に疑問。
今川はいつから試合に出ていないのかわからないほど久しぶりの登場。ケガ明けなのは重々承知しているが、試合に出れるレベルと思えなかった。現状では使いどころがない。
少し前に療養のため対談したシットンの穴は埋められていない。COME BACK GRANT!!
主力を欠くメンバーだったけど、酷かったな。
— タヌスケ99 (@osu_zakki) April 7, 2024
シュート入らない、リバウンド取れない、ファウル多すぎる。
三重には悪いけど、格下に完敗。
選手応援でシットンへのコールがあったのは泣けた。この穴は埋められなかった。 https://t.co/bYbTrgR6Jm
ヴィアティン三重
FG:12/15(80.0%) 2p:11/14(78.6%) 3P:1/1(100.0%) FT:6/8(75.0%)
FG:8/20(40.0%) 2p:5/11(45.5%) 3P:3/9(33.3%) FT:2/2(100.0%)
FG:3/5(60.0%) 2P:3/5(60.0%) 3P:0/0(0.0%) FT:0/4(0.0%)
#2 ジョシュ・マーティン無双。チャバルスが不在だった事もあるが、エクセレンスの誰も彼を止める事は出来なかった。
個人的には#8ジャスティン・ピアースがとにかくうまい!!剛柔兼ね備えているプレイ。特に圧巻はポストプレイからのフェイダウェイシュート。非常に美しい。がゆえに決められた方のダメージは計り知れない。
本当に17位かよ。三重。強すぎん?
観戦記
今回のシート位置
今シーズンラストのホームゲームという事で感慨もひとしお。これまで同じチームの試合を年間でこれほど観に行った事はかなかったので、これほどのめり込ましてくれたエクセレンスにはお疲れさまと感謝です。
3月はまるまるAWAY(もしくは武道館以外の開催)だったので、久しぶりの観戦は楽しかった。ライブ感というか五感でフルに試合を楽しめるのはやはり現地ならではです。
まだプレイオフもあるけど、武道館で試合を見るのは当分お預けとなるので、最後の試合を余韻を噛みしめて帰りました。
やっぱり現地観戦は最高に楽しい。
雑談
毎回ホーム戦を観戦すると感じる事が、【お客さんの人数が増えたな】という事。昨シーズン初めて観戦した際は、悲しくなる位に空席が目立っていました。(人数が少ないからしっかり声出して応援しないとヤバイという危機感を感じさせるほど。)
それが今では最終戦2試合共にホーム戦の最高来場者数を更新しました。
- 4/6(土):2416名
- 4/7(日):2492名
すごい!
両日ともにチケット完売だった訳ですが、ふとこんな疑問。
チケット完敗で2400人となると、BリーグONEにはいるには、毎回満員にしないといけないって事?
— タヌスケ99 (@osu_zakki) April 7, 2024
コレ無理じゃ?少なくともブンタイに引っ越しは必須なのか? https://t.co/XtzXJ7ElLb
B.LEAGUE ONEについて
Bリーグ改革により現在のB1はBリーグプレミアム。B2はBリーグワン。B3はBリーグネクストとなる。
単純な名称変更では無く、ハードルも上がり、システム自体も変更となるが、現在B3のエクセレンスが目指すべきはB2であり、Bリーグワンとなる。
現時点でB2の加入基準はクリアしているが、Bリーグワンの基準はさらに高い。
B.LEAGUE ONE審査基準
【公式】REGULATION | 「B.革新」特設サイト | B.LEAGUE(Bリーグ) (bleague.jp)
- 入場者数:2,400名
- 売上基準:4億円
- アリーナ基準:現B1基準充足 / 3,000席 など
- 【仮入会条件】入場者数:1,500名
- 【仮入会数】B.LEAGUE ONE全体で「28~30」までが上限
※過去記載の「仮ライセンス」の名称のことであり、1,500名以上2,400名未満の場合、B.ONEライセンスは交付されないが入会は認められるケースのこと(交付されるライセンスはB.NEXTライセンス)
売り上げなどについてはこちらではわからないが、気になるのは入場者数。基準では2400名となっている。これは平均来場者数との事。
現在B3リーグのチームで既にこの基準をクリアできいるのは数えるほどだが、それでもクリアしているところがあるのがすごい。
今回気になったのは、キャパ3000人と言われる武道館のチケット完売状態での入場者数が2400人だとすると、常に完売状態を維持しないとBリーグワンの基準クリアが難しいのではないか?という懸念だった。
これについてホーム最終戦でエクセレンス社長の桜井氏から言及があった。
【最終戦を持って平均入場者数が1700人を突破した。】
これをもってBリーグワンの基準をひとまず突破できたとの事。恐らくこれは仮入会条件のことを指していると思われるので、やはり2400人という条件自体はかなり現状では高い壁だという認識。
Bリーグワンの仮入会数が限定される事から、とりあえず仮条件でも参入したいという目論見だろう。いずれにしろ武道館では将来的には厳しいって事は間違いなさそう。
それ以前に会場に見合った実力が必要だね。
第26節終了時順位表とプレイオフ参加チーム決定
いよいよレギュラーシーズンが終了して順位が決定しました。
残念ながら横浜エクセレンスは30勝22敗の6位で終了しました。(昨年は40勝12敗の5位)シーズン開幕前の決起会で掲げた目標は達成できませんでしたね。
圧倒的な強さを見せた福井は今年参入のチームという事もあり、予想以上に全体的なレベルが上がっているのを感じました。それに若干ついていけなかった感じは否めないし、途中監督交代のゴタゴタもあったし、シーズンで戦う事の難しさも感じたというのが感想です。(シーズン通して試合を見ること自体初めてなので)
途中まで4位キープしてたのに・・・
これによりプレイオフの組み合わせも決定しました。
前の記事でも書きましたが、福井と同じ山を避けて決勝まで上がれる可能性で言えば、一番良いポジションとも言えます。が、鹿児島は強い。しかも当然AWAY。厳しい戦いになるのは必至。
可能性は低いが香川、TUBC、鹿児島いずれにも勝ったことはある!!
ここで朗報!
さすがに鹿児島まで今から応援に行くことは難しいですが、パブリックビューイングが行われることになりました。しかも会場はあの【BUNTAI】。さらに入場無料!!!
もちろん行きます!!(1日だけ)その模様は次回の記事で。
という事で今回は以上となります。
ご精読ありがとうございました。また次回をお楽しみに!